大阪弾丸ツアーのワケ

エグザンティアとお別れしてからというもの、何かにつけソフトな乗り心地や美しいエクステリアデザインを思い出してしまっています。
記憶に強く残るくらい良いクルマだったのですよ。

ある日グーネット見ていたら、見慣れないエグザンティアが出品されていました。
X2と言われる後期モデルで、走行14万キロですが2020年にATの新品交換を始めとする重整備を行っているとのことでかなり興味をそそれらました。大阪の中古屋さん。

思い立ったが吉日。大阪弾丸ツアーです!
当初は僕ひとりで行く予定だったのですが、妻に話すと大阪の友人と会いたいとのことで家族で行くことになりました。

愛車BMW 325i ツーリングで突っ走りました!もちろんE30の方でですよ(笑)

仕事終わりで向かったので、出発は19時。大阪に着いたのは25時半でした。
さすがに眠いし、万全の体制で現車確認に挑むため前泊です。

数時間眠り、妻を友人との待ち合わせ場所に送り届けて、販売店へ。

真っ白な出で立ちでたたずんでおりました。2001年式シトロエン エグザンティアです。
フロントグリルデザインが変更になったX2(後期型)です。ぱっと見の雰囲気は良さそう。

サイドモールにはエクスクルーシブのエンブレムが。
初期型と中期型はSX(ハイドロニューマチック)とV-SX(ハイドラクティブII)というグレード分けでしたが、
こちらの後期型はV-SXがエクスクルーシブという名称に変更なっているようです。

リアガラスには関西では有名なシトロエンディーラーである庄田自動車のステッカーが貼ってありました。
直近の整備も庄田自動車で行われたようです。これはポイントが高いですね。

車内の状態も良いです。運転席のサイドサポートのウレタンが少し劣化してました。破れはないので良しとしましょう。

エンジンの変更も後期型の大きな特徴です。
排気量は同じですが、DOHCエンジンに進化して走りがパワフルになったようです。

お店の方と話して、整備記録を見せていただきました。

・オートマチックトランスミッション交換
・足回りスフィア全交換
・ヒーターコア交換
・エアコンコンプレッサー交換
・ルーフライニング交換

上記の重整備を2020年シトロエンディーラーで行っているということで、かなりの予算をかけて手が入っているようです。
整備から4年経っていますが、もうしばらくは使うことができると思います。

E30 BMWで現地まで行ったのは査定も行ってもらうためでした。
下取りで差し引きしても納得の行く価格だったので、契約してきちゃいました。

シトロエン・エグザンティア第二章の始まりです!

暫しの別れ

未練たらたら写真集です。
LHM垂れ流しが酷くて突然のお別れになってしまいました。
自分で決断したのですが、いなくなってしまってから体にポッカリと穴が空いたような日々を過ごしております。。。

シンプルで視認性の良いメーター。V-SXは油温や外気温が見れます。
この個体は油温計が狂ってました。たまに外気温が華氏表示なったりしてびっくりします。

シンプルなステアリングです。意外にもステアリングリモコンがついていて便利でした。

なんといってもこのモチモチなシートが素晴らしい。モケットのふわふわもさわり心地が良かった。
この個体はサイドサポートのウレタンがボロボロでちょっと残念でした。

シンプルながら必要最低限の機能はすべて揃っています。

助手席側グローブボックス。本当にドライビンググローブくらいしか入りません笑

質素でとても好感が持てます。ベトベトは一切発生しない無垢なプラスチック。

伝統のオーディオ隠し芸。カセットテープも現役バリバリで使えて楽しかった。

エアコンの修理もしましたが、日本の猛烈な暑さには負けちゃってましたね。。。
灰皿は使ってません。小物入れ代わりでした。

オートマチックトランスミッションのセレクトレバー。
定番のグリップ部分の樹脂崩壊。外側の樹脂がなくなっても特に使用に問題はなかったのでそのままです。
フランスのパーツやさんが3Dプリンターでグリップを作っているようなので、交換は可能なようです。

ZF製4速オートマですが、普通に使えます。でも、街乗りだと3速までしか入りません。
4速は80キロくらいまでスピードが出ないとシフトアップされません。
なので、普段3ATで走ってる感じです。でも、特に困りはしません。

ハイドロの車高調整レバーです。これがセンターコンソールあるだけで嬉しいのです。

リアウィンドウにはサンシェードがあり、後頭部の日焼けを守ります。

エグザンティアの特等席はリアシートです。モッチモチのフッカフカです。最高です。
フロントへの眺めもよく、開放感があり気持ちいいです。

ラゲッジスペースは素晴らしく広いです。セダンですが、この積載量はとても使い勝手がいいですね。
リアシートを倒せば更に巨大なスペースを確保できます。見かけによらず、超便利。実用性の高いクルマです。

僕の一番好きな角度はこのサイドビューです。
セダンだけどハッチバックスタイルなのでとても好き。フロントのオーバーハングが長いのもこの時代のシトロエンらしくていいです。

とても短い期間で手放してしまったので、不甲斐なさと申し訳無さをこのエグザンティアには感じております。

絶対、そう遠くはない時期に、またお迎えします。
何事にも動じない、ハイドロのようなゆったりとフラットな心でお迎えできるように精進します。

もぐらたたき

エアコン修理、スフィア交換が終わってスッキリしていたのですが、翌朝こんな光景が。。。

リア左側からLHMが漏れています。しかも結構な量です。。。

ちなみにエアコン修理の際に、リターンホースが破断してしまったそうです。

応急処置をしてもらったので、とりあえずは平気なのですが、リターンホースは全面的に刷新する必要がありそうです。
経年劣化で全てのゴムホースがカチカチです。このままでは次々とLHM漏れが発生するでしょう。

いやはや、困ったものですねぇ。。。

たまのこうかん

お盆明け、スフィア交換に行ってきました。圏央道狭山で小休止。

最近はピョコピョコ跳ねる症状は落ち着いてしまって、快適な高速クルージングができました。

1時間半ほど走って田澤自動車さんに到着。
シトロエンがいっぱいで楽しいです。ちょっと待たされましたが、交換完了です。

ひとまずは前後スフィア計4個交換しました。
正直なところ、あまり違いは感じられませんでしたが、エンジンを停めた時にガクンと車高が下がる症状はなくなりました。
(まぁ、これも毎回発生する症状では無いのですが。。。)

こちらはリアです。色鮮やかなグリーンがまぶしいですね!
奥に見えているのはアンチシンクとアディショナルスフィアです。平成30年に交換履歴があります。

これでひとまずは安心かなー。