名義変更完了

車の状態は本調子ではないですが、動かせるうちに名義変更です。
代書屋さんの便利さを知って以来、書類作成は丸投げでやってもらっています。
そのおかげでスムーズに名義変更が完了しました。
さて、何から手を付けようか。

迎えに行こうよ

今日は富士山を見ながらドライブです。素晴らしい天気です。

ドライブの目的はオークションで落札したエグザンティアSXブレークを受け取るためです。
待ち合わせ場所で出品者さんとお会いしてシトロエン談義に花を咲かせました。

出品者さんはメンテナンス等もご自身でされているようでかなりお詳しい様子でした。
エグザンティア愛に溢れていてこのブレークを引き継がせていただけることを光栄に思います。

帰り道、新東名の駿河湾沼津SAで休憩です。

2台のエグザンティアで新東名を並走します。
白エグザンの走行している様子を撮れるのが嬉しい(笑)

出品者さんからも聞いていましたが、ブレークはスピードメーターがサボりがちの様子。
スピードセンサー交換で直るといいなぁ。

静岡県は広い。もう一回休憩を取りました。

ブレークはLHM漏れがあるので、休憩ついでにLHMの液量確認。
特に問題は無し。

ということで自宅に戻ってまいりました。
エグザンティア・ブレークは車検が残っているので名義変更だけでOK。
申請済の車庫証明が上がって来たら名義変更へ行こうと思います。

ブレークは手直しする箇所がいくつかあるので、すぐには走り回れない状態です。
段々と直していこうと思います。

悩むのは、買ってから?

ここ最近、エグザンティアの出品がちょこちょこありました。

ステーションワゴンタイプのブレークモデル(中期型と後期型)が2台ほど、それから左ハンドルのマニュアル車も出ていましたね。
買う気はないけれど、とりあえず出品されたら通知が来るように設定をしていました。

後期型のブレークモデルは状態が良さそうで、オーナーによる整備もしっかり入っていていいなぁと思ったのですが、なかなかの競争で35万円ほどの価格に。
根強い人気ありますね、エグザンティアは。

そんなエグザンティア出品の波の最後に登場したのがこちらの後期型ブレークでした。

ブルーレマンという爽やかな水色がいいですね。
走行距離も12万キロとまだまだイケます。
SXという伝統のハイドロニューマチック搭載ってのもソソりますなぁ。

さらに出品者さんのアツい商品説明が読み応えがあります。原文ママでどうぞ(笑)

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[個人出品・オマケ多数]エグザンティアブレーク 2.0i 16V SX最終型

2000年に150台国内販売された、リミテッドエディションの一台です。
限定色のブルーレマンで、おそらく同色のブレークは数十台しか輸入されていないかと思います。
私はこの20年で、一度も同じ塗色のクルマとすれ違ったことがありません。

ご存じの通り、エグザンティアは最後のフルハイドロ車(サスペンション、ステアリング、ブレーキ)の一台です。

雑誌などでも多くが語られていますが、現代の目で見たこの車(SX)の魅力は、
・後継のC5以降にはない、ハイドロ車ならではのカッチリしたブレーキタッチ
・原点的なゆったり感のある、ハイドロニューマチックの乗り心地
・座面を外すことにより、完全フルフラットになる荷室(奥行約180cm、車内泊も余裕)
・ハイドロサス独特のリアサス形状で、荷室の開口部も大きい
・圧倒的なロングホイールベースとフカフカシートで、後席こそ極上空間
・切り欠きなどがなく、完全に下まで降りるリアウインドウ
・パール成分がてんこ盛りで、時間帯で表情を大きく変えるブルーレマンの塗色
などがあります。

特にハイドロは秀逸で、乗り心地はもちろん、変わったところでは車高の上下によってレーシングカートスタンドとほぼ同じ高さになるため、
一人でマシンの積み下ろしができるという使い方をしていた方もいました(カートがタイヤ付きで載る荷室というものも、このクラスでは他にありません)。
全幅1755㎜というサイズも日本の道路事情にはベストマッチと感じます。

現車は当方が2オーナー目で、車検を切らすことなく20年近く乗ってきました。
何かあるたびに手を入れており、先日までは快調で、車検も2024年4月に取得しています。

5月にタイヤを新調し、次は足回りの大掛かりなリフレッシュに着手しようと部品を用意していたところ、パワステポンプのLHM漏れとスターターの不調が重なり、家族の足となる代替車が必要になったことから手放す決意をしたものです。

年式から考えると廃車もあり得ますが、最後の濃厚なシトロエン(と私は感じます)であるこのエグザンティアに魅力を感じ、引き継いでいただける方とお会いできたらと考え、ものは試しと出品するに至りました。
そのため、基本的に法定費用程度からの出品としています。

最近はエグザンティアブレークも中古市場でめっきり姿を見せなくなっており、出てきてもかなり高価になってきました。
かつて鬼門とされたATやイモビの問題も、後述のようにほぼ対策済となっており、多少コストをかけて修理しても圧倒的に格安で乗り出していただけると考えます。
ハイドロシトロエンに興味のある方、実用に使えるハイドロ車を求めている好事家の方に注目していただけたら幸いです。

【現在NGな部分、経年劣化】
●機関系 ※要修理
・スターター不調(プラハンで小突くとかかりますが、要修理)
・パワステホースよりLHM漏れあり
・スピードメーターが時々さぼるようになってきました…

●エクステリア
・7年ほど前に全塗装。ボンネット、ルーフの一部に傷みあり(部分補修でいく予定でした) ※画像10参照
・全体に飛び石などによる小傷が数カ所あります。バンパーの左角にやや大きめの塗装ハゲあり

●インテリア
・ヒーターはエグザンティアの持病で、使い始めにほんのりLLCの匂いがします(ヒーターコアは交換済)
・プラ部品の室内灯の一部とアシストグリップが、経年劣化で破損しています
・リアシートのサイド部分が、シートを畳む際にこすれて破れています(起こしている分には隠れるのですが…) ※画像9参照
・トノカバーのプラ部品が破損、手製の補修をしています(スペアありますが、同様の破損状況)
・禁煙車ですが、全オーナーが灰皿を使用した形跡があるので禁煙車のチェックは外しています

【Goodポイントと、最近のメンテ事項】
●機関系
・クーラーはバッチリ効きます。数年ごとに、予防的にWako’sのパワーエアコン プラス(PAC-P)を使ってきました
・バッテリーは昨年(’24年)PanasonicのCHAOSに交換(前回7年以上持った、信頼あるバッテリーです)
・ATは、3年前にバルブボディO/H、ソレノイドも交換
・ATFは、相性抜群のA.S.H.(アッシュ) FS ATFに全入れ替え
※当時、AL4特有のトラブルが出ていましたが、これでほぼ改善されました
・クランクプーリー交換(4年前)
・クランクオイルシール打ち換え(4年前)
・最後にタイミングベルト、ハイドロポンプベルト、オルタベルトを変えたのも4年前なので、心配な方は交換いただいたほうがいいかもしれません。整備性は良好です
・点火プラグをDENSOかNGKのイリジウムプラグに交換(2年前)
・タイヤは昨年の5月にミシュランのPRIMACY 4に交換。以降ほとんど走っていないので、9部山以上です
・しょぼい純正シングルホーンは、上位車と同じクラクソンのデュアルに交換

●エクステリア
・ヘッドライトの変色はなし(8年ほど前に新品交換、スペアも変色なし)
・ロービームをHIDに変更(車検時は心配なのでハロゲンにしましたが、調整すれば通るかもしれません)

●インテリア
・最終型で改悪となったドア周りのスイッチ、コンソールは、中期の高品質なものに交換済。ベトツキはありません

※なるべく細かく記載したつもりですが、お伝えしきれない部分、写真に写らない部分は年式相応、現車優先とさせていただきます。

【直近のメンテナンス内容】
・全スフィア交換(2024年9月)
・タイヤ4輪新調(2024年5月)
・イモビライザー冬季対策済
(原因不明だった頃、本国フランスでもこれをきっかけにイモビを搭載する最終型のかなりの数が廃車になったようです…。日本でも同様に思われます)
・リターンホースジョイント強化/新規作製(フロントパワステリターン、フロント・リア3Wayユニオン)
※ハイドロの弱点とされる部分ですが、純正部品も枯渇しつつあるので強化しています。

【下記の部品をお付けします】
・フロントサスペンションアーム一式(新品)
・タイロッドエンド(新品)
・フロント用ブレーキホース(ステンメッシュ・新品)
・LHM 6リッター
・リアプロテクションネット
・スペアホイール(中期モデル純正アルミ)1式
・ヘッドライト一式(変色なし・エグザンティアは変色しない気がします)
※現在ついているのはHIDに改造したものです。
・ストラットマウント左右 中期型・後期型各ペア(生産廃止品、優良中古)
・ETC

★★★お取引についてのご注意★★★
!自走可能ですが、スターターを小突かないとエンジンがかからないこともあるため、こうした旧車の扱いに慣れない方は積車での引き取りを推奨します。

・登録に必要書類は全て揃っておりますのでご安心ください。
・当方、車屋ではなく個人出品ですので落札金額+リサイクル預託金のみで結構です。
・現状販売です。車両引き渡し後のクレーム・キャンセルはいかなる理由においても一切お受けできません。
・車輌引き渡し時に簡単な売買契約書に署名捺印をお願いいたします。

双方にメリットのある、誠実なお取引を目指してまいります。
オークションルール違反等、過去の取引履歴に問題のある方の入札はお断りさせていただきますのでご了承ください。

現車確認は可能ですが、当方サラリーマンですので土日に限らせていただきます。
詳しくはご質問ください。返信用のアドレスをご案内します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★

(2025年 1月 15日 14時 48分 追加)
2025.1.15追記

純正リンク品の新品エアクリーナーとスタビブッシュが出てきたのでそちらもお付けします。
【付属品:更新】
・フロントサスペンションアーム一式(新品)
・タイロッドエンド一式(新品)
・スタビブッシュ一式(新品)
・フロント用ブレーキホース(ステンメッシュ・新品)
・エアクリーナー(新品)
・LHM 6リッター
・リアプロテクションネット
・スペアホイール(中期モデル純正アルミ)1式
・ヘッドライト一式(中古部品・変色なし・エグザンティアは変色しない気がします)
※現在ついているのはHIDに改造したものです。
・ストラットマウント左右 中期型・後期型各ペア(生産廃止品、優良中古)
・ETC

(2025年 1月 16日 11時 30分 追加)
web CGさんに、リミテッドエディションの当時の記事がありました。
特別装備などが書かれているのでご参照ください。
https://www.webcg.net/articles/amp/21277

(2025年 1月 16日 16時 39分 追加)
本日いただいたご質問に「リサイクル預託金も込み」と返信した通り、
本文中の「落札金額+リサイクル預託金」を「落札金額のみ」と訂正いたします。

(2025年 1月 18日 23時 38分 追加)
たくさんのご注目・ご入札をいただき、誠にありがとうございます!

嫁入りが現実的になってきたので真剣にガレージを整とんしたところ、ストック部品がいくつも出てきたのでオマケ部品を追加しました。
Xanも旧車になりつつあり、廃盤でクリティカルになりそうな部品を中心にストックしていたものです。

【付属品:★更新】
・フロントサスペンションアーム一式(新品)
・タイロッドエンド一式(新品)
・スタビブッシュ一式(新品)
・フロント用ブレーキホース(ステンメッシュ・新品)
・エアクリーナー(新品)
★燃料ポンプ(新品・社外品)
★リークバックホース 2本(新品・社外品)
★リアシリンダーブーツ 2本(新品・社外品)
★燃料フィルター (新品・社外品)
★AL4 マルチリンクファンクションスイッチ(新品・社外品)
★アイドルコントロールバルブ(新品・社外品)
・LHM 6リッター
・リアプロテクションネット
・スペアホイール(中期モデル純正アルミ)1式
・ヘッドライト一式(中古部品・変色なし・エグザンティアは変色しない気がします)
※現在ついているのはHIDに改造したものです。
・ストラットマウント左右 中期型・後期型各ペア(生産廃止品、優良中古)
・ETC

それでは、引き続きよろしくお願いいたします。

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とまぁ、こんな感じでシトロエン愛に溢れています!読み応えがあります。

難点はスターターモーター劣化とパワステホースからのLHM漏れですが、
偶然にも我が家のエグザンティアもつい最近交換した部品と同じです。

それ以外の部分はかなりメンテナンスされており安心。さらに色々なストック部品も多く付属するので心強い。

エグザンティアはセダン一択だろ!と思っていたのですが、ブレークの実車を見たらこれまたカッコいい。昨年のさいたまイタフラで気付かされました。
ハイドラクティブとハイドロニューマチックの乗り比べもしてみたい。
ブレークなら仕事の荷物も積みやすい。いい事尽くめじゃないか!

てなわけで、こちらのエグザンティアブレーク、我が家の一員になることになりました。

そのうちご紹介させていただきます。お楽しみに。