きみの名は「Samurai Z2」

物欲を解放するために合間を見て触ったカメラをご紹介。

記念すべき第1回目は京セラの「サムライZ2」というカメラ。言わずとしれたハーフサイズ一眼レフカメラです。自宅に転がっていました。

この独特のフォルムになんだか釘付けになってしまいます。
ハンディカムのようなスタイルでカメラをホールド。意外と手にフィットしますよ。

1989年に発売されたZ2は兄弟機であるサムライの廉価版としてリリース。発売からもう21年が経っているのですね。。。ちなみに僕の生まれ年と同じです。
要するに僕の幼少時代を写したカメラがコイツって事なんですね^^

意外とデザインは今でもイケるんじゃないかなと勝手に思ってます。

「Samurai」のロゴが前面と側面にプリントされています。かなり京セラはサムライ押しみたいですね。

25mm-75mmのズーム。可もなく不可もなくと言うところですね。

フラッシュをオンにすると電源が入ります。AFはもちろんありますが期待するものではないです。とりあえずは合わせてくれますが、合焦サインが出てもファインダーではピントが全く分からないので、
私たちにはどうすることも出来ません。ただシャッターボタンを押すだけです。

1眼レフカメラなのにファインダー上ではピントは見えません。とりあえずは押せば写ります。それで十分なのです!

フイルムは縦送りなので普通に構えると横位置で撮影が可能です。縦位置で撮るにはちょっと変な格好になると思いますが、これがサムライ流。

夜景モードを選択することでフラッシュの発光禁止になります。
ちなみにこのサムライZ2は改造を加えることによって上位機種であるZの機能を作動させることができるらしいです。気が向いたらやってやろうと思っています^^

すべて「Samurai Z2」で撮影

ハーフサイズのコンタクトプリントの作品で有名な伊藤義彦もサムライを使っていたとか。
AFの「ピピッ」って音がしているのにも関わらず、実際にはピントが合っていないコマも多く見られました。
20年も前のカメラですからAFなんてその程度。でも、ハーフサイズカメラなのであんまりフイルムのことを気にしないで撮れる気楽さはいいなと思いました。