いつの間にか増えてしまったタイプライター。我が家には2台あります。
今回はこのタイプライターの紹介を。
■古きよき日本製の信頼感。「Brother Valiant 613」
まずは日本製。ブラザー工業製のバリアント613です。
タイプライターらしいフォルムと黒のカラーで高級感を演出しています。
打鍵感は軽快そのもの。打鍵音もそれほど大きくなく気にせずどんどんタイピングできます。
しかも、印字がバレンタインに比べるときれいな印象。日本製品のかっちり感が味わえます。
有名リサイクルショップ「ハードオフ」にて入手。525円(税込)と大変お買い得な価格で美品が入手できました。
■現在でも新鮮なデザインが見るものを魅了する「Olivetti Valentine」
つぎにイタリア製。タイプライターのパイオニア、オリベッティ製のバレンタイン です。
こちらはタイプライターの常識を覆すポータブルタイプです。バケツと呼ばれる印象的な赤いケースと特徴的なスタイルはイタリアの有名デザイナーが手がけたもの。
1969年発表のモデルですが、人気は絶えることを知らず、現在では復刻版も登場しており新品でも入手できるモデルでもあります。ちなみに僕が持っているのは初期モデルです。
初期型は本家イタリア製。復刻版はメキシコ製らしいです。
打鍵感はバリアントに比べるとハードな印象。打鍵音も紙を叩く音が目立ちます。これはポータブルタイプにした弊害なのか、古くなっているからなのかは分かりません。
こちらもハードオフにて手に入れました。もっとお買い得な315円(税込)で販売しているのを保護してきました。
バケツに多少の汚れはあったものの、機能的な不具合はなく使用できました。バリアントとは違い遊び心があり使っていて楽しい機種です。
■今の時代、何にタイプライターを用いるのか。
とりあえず、今まで何にタイプライターを使ったか、書いてみます。
・買った直後に、自分の名前を打ちまくる。
・そのへんを見回して見つけたアルファベットを打ちまくる。
・バイオハザードのセーブごっこをする。
・タイプしているところをGF1で撮影する。
・プライスカード制作
・簡単な写真集を作るときのタイトル・キャプション制作
・タイプしたものをスキャンしてコンピュータでロゴ制作
こんなかんじ。常に使うわけではなく、必要なときにだけポチポチと使う程度です。
写真をやっているので、なにかと使う場面は多いかも。それほどじゃまになるものでもないので、使うとき以外はおけばいいですね。
アナログの生っぽい印字、タイピングしているときの楽しさを求めて僕は使っています。
インテリアやなにかの作品の一部として用いるのが現在の正しい使い方なのかもしれません。